アダムス・ファミリーの感想一覧
映画「アダムス・ファミリー」についての感想が9件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
楽しいお化け家族
この映画の監督はこの作品が監督デビューだったらしい。こんな映画らしい映画を第一作品目で作ってしまったなんて…かなりの映画好きだったんでしょうね。映画っていうのは画面の前に座っているだけでいろんな感情を引き出してくれる素敵な物だと思っています。この映画はまさにソレで画面の前に座っているだけなのに楽しい気分にさせてくれるんです。ゴシック調のセットがまたたまりません。クリスティーナ・リッチ演じるウェンズデー・が可愛いんです。好きなシーンも沢山あります。定期的に見たくなるんですよね。結構古い作品ですが今みても古さを感じないのもすごいな~と思います。ホラー映画なのかもしれませんが子供さんも十分楽しめると思います。
個性豊かな家族
この映画が上映されている時にひたすら流れていた、この映画のテーマソング。一度聞いてしまうと、なかなか頭から離れなくなるんですよね(笑)一週間はずっと頭の中で響いていて、口ずさんでしまったりも(笑)そしてそれ以上に、このアダムス一家の独特の世界観に引きずり込まれて、しばらくは映画のことが頭から離れなくなるんですよね(笑)アダムス一家は、とっても変わっている家族で、普通なら考えられないような事を普通にしてしまうような家族の、ブラックユーモア溢れる映画で、とても深い家族愛にうらやましさも感じられるような映画でもあるのです。一人ひとりが個性豊かで、見る人をみな虜にすること間違いないです。
手がかわいい!
名作コメディホラー。一家全員がゴシックでサイコな雰囲気を漂わせている。そんな一家のもとに行方不明になっていた兄のフェスターが25年ぶりに帰ってくる。登場人物はみんなが個性的で面白い。笑えるところもあり、ぞくぞくするところもある。ユーモアたっぷりで、とてもグロテスク。ファッションやインテリアがとてもおしゃれ。ゴシック好きな人にとっては、それだけでも楽しめる映画だと思う。ハンドくんがめっちゃかわいい。どうやってとってたんだろう。見終わって数日は、結構真似して遊んでた。ストーリーや音楽、演出がすばらしく、テンポも、とてもよい。ラストもとてもすてき。
テーマ曲を聴いただけでワクワク
子供の時、大好きで大好きで何度も見た映画。特にハンドの動きとウェンズディが好きだったことを覚えている。映画を見たことが無い人でも、あのテーマ曲は聞いたことがあると思う。何度も見たからこそ、テーマ曲を聴いただけでワクワクしてくるし、さぁ、どんなことが始まるのかな、と期待してしまう。ホラーは苦手だけどその要素はほとんどない。それよりもコメディー要素の方が断然多い。観ている時に悲鳴を上げることもあると思うけれど、それはほとんど笑い声。何年かしてクリスティーナ・リッチを見た時、小さい時と変わらないかわいらしさで安心した。今でも、あの一家が屋根の上から見ていてくれたら面白いのになと思う。
笑えるホラー
本作は独特の味わいを持ちます。ホラー的な装いを凝らしたコメディという点で珍しいし個性的でもあります。寂れた不気味な屋敷に、化物一家が住んでいますが彼らの喜怒哀楽の感覚は普通の人間と正反対。ブッ飛んだ性格で騒動を引き起こします。彼らの外見は伝統的なフランケンシュタインやドラキュラ、魔女といったものにそっくりですが、変わっているだけで怪物のような恐ろしさはなく、「手」だけの化物のペットさえユーモラスです。そんな彼らはモンスターなのに隣人に財産を横領されて屋敷を追い出されたり、行方不明の息子をめぐって笑えるオチが明らかになったりと、独特で変わったホラーコメディです。片方だけのものならいくらでもありますが、両方を一緒くたにしたことで独特で歴史に残るコメディができたと思います。
化け物映画に投影される「夢の家庭」
1991年公開のアメリカ映画。原作はチャールズ・アダムスの漫画「アダムスのお化け一家」古い荒れ果てて、威厳だけは在るが活気の無い屋敷に住む人間とは少し違う家族が住んでいる。これが基本的なストーリー。資産家で拷問が得意なの主人ゴメス(ラウル・ジュリア)妻は美しいが変態的なマゾで夫を溺愛しているモーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)。妻の母、魔法薬を作る妻の母親グラニー(ジュディス・マリーナ)。そして二人の子供たち。フランケンシュタインの執事のラーチ(カレル・ストライケン)と召使のハンド。この映画を見てて多分これが子供たちの理想の家庭なのだろう、母は夫に夢中でおばーちゃんは密やかな秘密の楽しみを持ってる人で見かけが恐い執事のおじさんも家に居るという形は物語の中でしか一緒に暮らせない悲しみの象徴かも知れない。これは世間で言う常識と全く反対のことが良識となっている、子供たちは見ていると痛快なのだろう。...この感想を読む
カタカタカタ...........手が!?
ブラックメイクがあそこまで似合う一家はアダムスファミリーだけ♪(笑)ホラーというよりギャグコメディーのようなお話です!!笑い無くては見れません。ストーリーがないように感じていましたがしっかりストーリもあって大人から子どもまで十分楽しめます。ただ、教育にいいかはおいといてですが(笑)子どもたちが喧嘩をしていれば、止めに入るか注意するのが母親という概念は捨てて下さい。「金属バットでやりなさい」そんなユーモアな母親が出てくる事を覚悟してみなくちゃっです!こんな事は、言ってはいますが家族愛を大切にするアダムスファミリーは見ていてほのぼのさせてくれます。
指はさみ機、怖すぎる
映画は、幸せそうな人達が歌っているところから始まります。その頭上の屋根の上から幸せそうな人達を見下ろすどれもこれも癖のある外見のアダムスファミリー。そして、一家登場と共に流れるあのテーマ曲!わくわくして、一気に映画の世界に引き込まれてしまいます。バックトゥーザフューチャーのドク役でおなじみのクリストファーロイドさんが出てますね。太った体格に、スキンヘッド、目の周りのクマなど、奇妙な役を見事に演じています。長女役のクリスティーナリッチもかわいいですね。ブラックなジョークが満載で、陰気なのに陽気な家族は見ていると元気がもらえます。小物もまで丁寧に作られていて見てるだけで楽しいですよ。
怖いのに愉快なファミリー
人の不幸が大好きな父親ゴメズ、母のモーティシアと子どもたちが暮している先祖代々続いている一軒家。ゴシックな雰囲気と、ブラックユーモア溢れる家族が素敵。とくに、手だけで動くハンドと、ウエンズデーが大好きです♪それぞれのキャラクターが個性的で愛すべきキャラになっています。ブラックコメディーの中では最高の作品だと思います。しかし、長期間廃盤になっており、昔とったビデオを何度も観ました。事情があるみたいですが、これは現代でも十分に楽しめる作品であるだけに、またテレビ放送とかしてほしいですね。子供のころに見て、面白く印象に残っているので、今の子供にも見て貰いたい。