闇狩人のあらすじ・作品解説
闇狩人（やみかりうど）は、坂口いくの漫画作品で、月刊少年ジャンプ誌上にて1987年12月号に読み切り掲載され、1988年2月号から連載を開始、1990年3月号で終了、単行本として全5巻を刊行している。 今作品は、勧善懲悪型の物語となっており、悪人によって理不尽に殺された人々の恨みを漫画家志望の貧乏高校生・間武士（はざま たけし）が晴らす物語である。 アイスクリーム店でのバイトを終えたナツミの自宅に向かっていると、路地裏で人が倒れるのを目撃した。大丈夫かと思ったナツミは近づいていくと手で口を抑えられ、人殺しを殺しただけだと言い、闇の世界に首を突っ込まないようにと忠告され、振り返るがそこには誰もない。 間武士は、夜の顔は悪人を懲らしめ、昼の顔は漫画家志望の貧乏高校生である。今朝も大家の娘・ユキエがひとり暮らしの間の部屋に入り、起床させ、一緒に登校。狭間は、中西先生が亡くなった奥さんの治療費のためヤミ金から借金していることや、その一人娘がナツミであることを知るのだった。しかし、ヤミ金は借金が返せないなら生命保険で返せと中西に迫り、応じようとしない中西を火災にみせ殺害してしまう。それを知った間は！？
