テニスボーイのあらすじ・作品解説
テニスボーイは、原作を寺島優、作画を小谷憲一が担当した漫画作品である。週刊少年ジャンプ誌上にて1978年43号から連載を開始、1982年9号で終了、単行本として全14巻を刊行、ジャンプコミックス版や文庫版として全9巻を刊行している。 今作品はテニスを題材にしており、主人公で野球少年の飛鷹翔がテニスの才能を見込まれ、世界的な強豪プレイヤーに成長していく物語である。 はじまりの舞台は長野県・軽井沢。別荘が多く集まるこの町は、休暇でテニスを楽しむ光景は珍しくない。その一人である久美子に少年が落下、怒る女性とコーチたちに向かって、少年は普段からターザンのように移動しており、ここが通学路だったと弁明する。少年の名は翔、テニスなど女やオカマがするスポーツだとからかうと、ならば勝負しろとコーチが挑む。 テニス勝負に勝った翔は他の選手とも勝負を繰り返すのだが、その様子を撮影する人物がいた。ある時、翔にテニス勝負を挑む男が現れる。勝てば1億円、負ければ命をよこせという、その男は湘南にあるテニス選手養成学校・カリフォルニア学園中等部のコーチだった。
