風飛び一斗のあらすじ・作品解説
『風飛び一斗』は読み方を『ぶっとびいっと』といい、作者は門馬もとき氏で月刊少年ジャンプに連載されていた『かっとび一斗』の続編でサッカー漫画である。内容は、サッカーのセオリー無視や場外乱闘ありとスポーツ漫画というよりギャグ漫画的な展開である。 1985年に連載がスタートした『かっとび一斗』は、中学2年生から3年生時代の話で少林寺拳法が得意な一斗が周りの友達のおだてにのってサッカー部に入り、全国大会を目指し優勝するまでのストーリーである。 『風飛び一斗』は、高校生時代の話で中学校時代に全国優勝した特待生として鳴峰高校に進学した一斗が新たな仲間達と一緒に全国大会を目指す展開となっている。しかしながら、かつての親友との試合前というところで月刊少年ジャンプの休刊により未完のまま打ち切り扱いで連載を終了している。連載期間は2007年4月から7月の間で、単行本は26巻で終了、巻頭には門馬氏より『慌しく完結するより、従来のペースで未完の形を取ることをご容赦ください』とメッセージが綴られている。
