ナナとカオル Black Labelの評価
ナナとカオル Black Labelの感想
SMというカテゴリーを知ったきっかけ
SMへの偏見あなたはSMと聞いて何を想像しますか?と問われたとしたら。間違いなく昔の俺は(なんか嫌だな、まぁ聞かれたからには答えなきゃなぁ。鞭で叩いたりロウソクを垂らしたりって感じだしな。そんなものが流行るのが理解できない。)「一種のプレイではないでしょうか?(苦笑)」と答えているだろう。それに対して深くも知りもしないで俺にはそんな遊びはしないだろうと。この作品「ナナとカオルブラックレーベル」は著者甘詰留太の「ナナとカオル」のスピンオフである。主人公の杉村薫と千草奈々の関係を描くもので、薫がSMに目覚めるきっかけとなった人物の話というもの。勿論本作より過激な描写が多いのが特徴でより性的な展開。作者の意図するものを想像するとSMに対してというよりは人との関わりでSMを利用しているといった感じと受け取った。俺個人の要望としてはもっと言葉で責めて、焦らして、一気に山場を迎えてもらいたいと思ったのだが、...この感想を読む