餓狼伝のあらすじ・作品解説
餓狼伝は、夢枕獏の執筆した小説を原作とした格闘漫画である。谷口ジローが作画したものと、板垣恵介が作画したものがある。 谷口ジロー版は小説誌「獅子王」内で1989年から翌年1990年まで連載された。単行本は全1巻で、原作小説の第1巻の内容をほぼ忠実に再現したものとなっている。 板垣恵介版は1996年に「月刊コミックバーズ」で連載を開始したが、雑誌の廃刊や休刊に伴いたびたび移籍と休止をしており、2015年2月現在休載中である。 ストーリーはおおむね原作小説に沿ったものだが、北辰会館トーナメントなどオリジナルの展開をしたり、オリジナルキャラを登場させたり大きな改変がある。 主人公は特定の流派を持たない流浪の格闘家丹波文七である。プロレス団体と実践空手道場の抗争からなる異種格闘技戦をメインに、さまざまな格闘家の戦いが描かれる。現実にある格闘技をモチーフにしてはいるがフィクションである。2005年にPS2でゲーム化された。
餓狼伝の評価
餓狼伝の登場キャラクター
丹波文七
よみがな:たんばぶんしち 年齢(作品時):31歳 性別:男性 国籍:日本 性格:負けることも迷うこともあり、時には将来のことを考えて不安を覚えもするが、それでも気づくと戦いに戻っているという性格 特徴:かつては日雇い労働などをして収入を得ていた 物語上での目的:強い相手を求めて日本全国を放浪している ...