ながされて藍蘭島のあらすじ/作品解説

ながされて藍蘭島のあらすじ・作品解説

『ながされて藍蘭島』は、『月刊少年ガンガン』2002年6月号から連載を開始した藤代健による漫画作品で、2015年5月時点でガンガンコミックスから単行本が25巻まで刊行されている。本作は連載に先駆けて、同じく『月刊少年ガンガン』の2002年1月号に読みきり作品『ながされて☆藍蘭島』が掲載されている。また『ガンガンパワード』2002年秋季号からも本作の外伝作品の連載が始まり、同誌2009年4月号まで連載された。2004年には霧海正悟によってノベライズ化され、2015年5月時点で小説版は3巻まで刊行されている。2007年にはアニメ化され、各放送局で全26話が4月から9月にかけて放送された。この物語の主人公は、父親と喧嘩したことから家出し、沖縄行きの客船に乗り込んだ14歳の少年・東方院行人である。だが、その客船は嵐によって転覆し、放り出された行人は島民が女性ばかりの島・藍蘭島に漂着する。この作品は、行人と島民の少女たちが繰り広げるラブコメ＆ハーレム漫画である。

ながされて藍蘭島の評価

総合評価: 5.005.00; (1件)

画力: 5.005.00

ストーリー: 5.005.00

キャラクター: 5.005.00

設定: 5.005.00

演出: 5.005.00

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ながされて藍蘭島の感想

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島唯一の男子

最初の中学生の主人公「行人」が、家出の途中で海に遭難し、「藍蘭島」にたどり着いたにも関わらず、すぐに出て行こうとする姿は呆れた。が、渦潮に何度飛ばされようが諦めない姿は格好良く、結局しばらくの間「すず」の家に厄介になるのは仕方がない気がする。だが、徐々に「行人」に興味を持った島の女の子達の暴走や、「行人」を賭けた鬼ごっこの始まりには呆れた。しかし、異様な体力の持つ女子達に、「行人」を影からこっそりサポートする「すず」や、逆に「あやね」「まち」「ちかげ」「りん」「みこと」といった強力キャラ達が襲いかかるのは見ていて笑える。最終的に「すず」のお陰で丸く治まったのは良かったが、少し「行人」が情けない形なのが可哀想。

5.05.0