わが青春のアルカディアのあらすじ・作品解説
『わが青春のアルカディア』は、1982年7月28日に公開された日本の劇場用アニメーションで、原作は『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ、『銀河鉄999』などを描いた松本零士である。 この話は、テレビアニメーション『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』の主人公であるハーロックが宇宙海賊になる以前を描いた青春ストーリーである。時代設定は20世紀から1000年ほど経った未来で、地球は異星人イルミダスによって侵略・支配されている。ハーロック、大山トチロー、エメラルダスの3人は、宇宙難民を地球へと送り届けていたころから、違法者として全宇宙に指名手配される。大山トチローが作った宇宙戦艦アルカディア号に乗った3人は、ハーロックが生涯でただ一人愛した女性マーヤが生前語っていた理想郷であるアルカディアを探して旅をする。 ハーロックは松本零士原作の漫画やアニメに登場するキャラクターである。どの作品においても常に眼帯を着けているが、本作では恋人マーヤを庇い、右目を撃ち抜かれて失明したというエピソードが描かれている。