ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編の評価
ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編の感想
卒業生の将来の職業とひだまり荘食糧事情
ヒロさんの将来まずは卒業生二人の将来の職業について考えてみたい。ヒロさんの方は美術教員を目指して美大に進んだ。将来の職業はその通り『美術教師』と推測する。吉野屋先生のアドバイス「美術の楽しさを伝えられるすごく素敵な仕事」、「生徒たちが最も多感な時期に関わる、教師と言うのはそんなだいじなお仕事」や、沙英に言われた「説明するのがうまい、相手の立場になって教えてくれるから分かりやすい、優しい。よく気が付く、包容力がある、すごいぴったりの夢」という言葉、そしてなによりこの時期に悩みぬいて出した結論は、相当に固いものであると推測できる。ひだまり荘での暮らし、そのままの状況を続けたくないという思いと自分の進路と、悩んでいた時のみんなの温かさに触れて出した答えが翌日に吉野屋に改めて言った『美術教師』なのである。5年後には新米美術教師、ヒロが誕生していることであろう。赴任先はやまぶき高校ではないものの...この感想を読む