原始少年リュウのあらすじ・作品解説
「原始少年リュウ」は1971年10月から1972年3月までTBSテレビ系列で放送された石森章太郎原作のアニメーション作品である。主題歌のオープニングテーマ曲「原始少年リュウが行く」は原作者による作詞で、水木一郎によって歌われた。同名の漫画は1971年から1972年にかけて週刊少年チャンピオンに掲載された。 この物語の主人公は原始の荒野を旅する少年リュウ。その他の登場人物としては、弟を探している少女ラン、リュウと一緒に旅をすることとなるギバ、ランの弟であるドン、ランを妻にしようとする乱暴者のヤムなどがあげられる。 この物語の舞台は恐竜が大地を闊歩し、人類が石器を使う原始時代。原始時代には珍しく肌の色が真っ白に産まれたリュウは、肌の色が違うという理由で捨てられてしまう。リュウは類人猿のキティに育てられ立派に成長する。しかしキティはリュウをかばい片目の恐竜に殺されてしまう。片目の恐竜を探し倒すため、また本当の母親を探すため、リュウが旅を始めるというストーリーである。
