チャージマン研!のあらすじ・作品解説
「チャージマン研!」は昭和48年にTBS系で放送されたアニメである。子供向けのSFアニメとして制作されたものであるが、適当な作画や演出、ストーリーの奇妙さなどで2000年代後半より人気が再燃。動画サイトを中心にインターネット上で爆発的なブームを巻き起こした。約10分の一話完結形式で、全65話。 ネット上でのカルトアニメとしてのブームを受け、AT-Xとキッズステーションで再放送された。また、2007年にはDVD-BOXが発売された。 物語の舞台は科学が飛躍的に発展した未来。地球に攻めてきた宇宙人・ジュラル星人は、あの手この手で人類滅亡を目論む。主人公・泉研はジュラル星人を打倒すべく、チャージマン研に変身し奮闘する。 ジュラル星人がレコードで人間を老人化させる「殺人レコード恐怖のメロディー」、ジュラル星人によって人間爆弾に改造されてしまったボルガ博士を、研がジュラル星人の宇宙船めがけて放り出す「頭のなかにダイナマイト」はバラエティ番組でも取り上げられた。
チャージマン研!の評価
チャージマン研!の感想
地球人vs???
時代が時代なので、現代の高い技術、素晴らしいプロの声優さんや録音スタジオなどから成るハイクオリティなアニメとは正直土俵が違うと思います。セルの管理環境のせいで変な線が入ったり、同じカットの連続だったり…今のアニメだったら正直高評価は得られないでしょう。しかし、私は時々この作品が見たくなってしまいます。科学によって発達した未来の地球、侵略を目論むジュラル星人。彼らと戦う少年、それがチャージマン、泉研です。基本的には研たち地球人が”正義の味方”、ジュラル星人たちが”悪者”なのですが、時折その構図があやふやになることがあります。研に命を救われたジュラル星人が、彼の寝首をかくことを躊躇ったり、地球人と触れ合う中でジュラル星人の思想を改めようとしたり、と本当に彼らは倒されていい存在なのかが怪しくなります。それに、もともとジュラル星人は、地球人によって生態系を破壊されたことを恨んで地球を侵略しよう...この感想を読む