ポールのミラクル大作戦のあらすじ・作品解説
「ポールのミラクル大作戦」はタツノコプロ製作のメルヘンアニメ作品(全50話)。 魔王ベルト・サタンにさらわれたガールフレンドのニーナを救出するため(中盤以降は魔王を倒すために)、主人公の少年ポールと妖精パックン達が不思議な世界を冒険する物語である。1976~1977年にフジテレビ系列で放映された。 作中の不思議な世界の国々やミラクルゲートの表現として、木炭やスキャニメイト(1960~80年代に映像表現で使用されたアナログコンピューターによCGシステム)を使った独特な美術技法が使われいるのが特徴である。 また海外販売を強く意識して製作されたため、基本的には国籍や地域を限定しないメルヘン色の強い世界観で統一されている。 日本国内では1970年代の本放送当時、20%超の高い視聴率を獲得。2012年には国内では初の全話収録デジタルリマスター版DVD-BOXが発売された。日本以外の地域ではEU圏や香港などでも放映され、イタリアではDVDも発売されている。