アンデス少年ペペロの冒険のあらすじ・作品解説
アンデス少年ペペロの冒険は、1975年10月6日から1976年3月29日までNET系列で放映されたテレビアニメである。1966年以降、「魔法使いサリー」に始まった東映魔女っ子シリーズが「魔女っ子メグちゃん」をもって終焉、枠を引き継ぐ形で放映された。 南アメリカ大陸西部に連なるアンデス山脈を舞台に、アンデスインディアンの少年ペペロを主人公とした物語で、全26話からなる。ペペロは黄金のコンドルを目撃したことを機に、ケーナほか仲間たちと共に、行方不明の父や黄金都市エル・ドラードを目指す旅に出る。エル・ドラードは、アンデス地方に存在するとされた架空の黄金郷だが、ヨーロッパ人の多くが19世紀初頭までは実在すると信じ、地図にも記載されていた。 楳図かずおの実弟が制作に携わった関係で、オープニングテーマ曲「ペペロの冒険」と、エンディングテーマ曲「風よつたえて」の作詞を楳図かずおが担当している。 後に全8巻からなるDVDボックスが発売された。