絶愛[1989]の評価
絶愛[1989]についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
絶愛[1989]の感想
映像化の難しさ
イメージ通りだったら私は原作の大ファンで、この『絶愛』のOVAが発売された時はすっごく喜んだのです。喜んで、急いで購入して見た時、私は思わず脱力してしまいました。あまりにもイメージと違いすぎたのです。まず、ヴィジュアルですが、原作ではシャープな輪郭と鋭い眼差しが印象的で、少女マンガでありながら、少年マンガの要素も併せ持っている。それが『絶愛』の魅力です。ですが、アニメ化になった途端、どこか薄っぺらい印象が強くなりました。キャラクターの輪郭はただ顎がシャープなだけで、あの鋭い泉の眼差しも、晃司の冷淡な裏に隠れている情熱的な眼差しも、アニメではあまり感じられませんでした。スタイルも、原作ではスラリと背は高いが筋肉質で、ただ細いだけではないという感じでしたが、アニメでは普通の少女マンガに出てくる、ただ細いだけの男の子といった感じで、正直ガッカリしてしまいました。そして、ヴィジュアルと同時に大切な...この感想を読む