フラクタルのあらすじ・作品解説
フラクタルは、マンデルブロ・エンジンが原作、山本寛が監督、A-1 Picturesにより制作されたアニメ作品。2011年1月から3月にかけてフジテレビ系・ノイタミナ枠内において全11話が放送された。漫画はスクエア・エニックスのガンガンONLINEで連載され、コミックスは全3巻が刊行されている。 世界を管理するシステムの完成で、人々は働く必要も争うこともなくなり、人類は楽園のような生活を手に入れた。それから千年がたち、電波を中継するバルーンが故障し、システムは崩壊しかかっていた。そんな世界の、ある大陸の片隅の島で生活していた少年クレインは、ある日謎の飛行船に追われ、崖の下に転落した少女・フリュネを助ける。が一夜あけ、フリュネはブローチを残し姿を消す。そのブローチには少女の姿をしたドッペル・ネッサが閉じ込められていた。彼はネッサとともにフリュネを探す旅に出ることを決心をする。その過程で彼はシステムの重大な秘密を知ることになる。
フラクタルの評価
フラクタルの感想
もったいない。
タイトル通り、もったいない作品だと思いました。せっかく作りこまれた世界設定なのに話をさらっと流してしまい、印象に残るシーンが無かったり、キャラクターたちに感情移入しにくかったりしました。これが2クール構成なら、それなりに成功した作品になったのではないでしょうか。少なくとも1クールでやるにはもったいないアニメでした。分かりやすい「萌え」や「ギャグ」を期待して見る作品ではなく、冒険アニメとして見れば、それなりに見れる大人向けなアニメと思います。少し酷評になってしまいましたが、個人的には好きな作品です。天空の城ラピュタのような雰囲気なので、ラピュタの雰囲気がすきな方にお薦めします。