きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたいのあらすじ・作品解説
きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたいは、アニメ「きまぐれオレンジ☆ロード」の劇場版で1988年に公開された。製作は東宝のスタジオぴえろ、監督は望月智充。 「きまぐれオレンジ☆ロード」はまつもと泉による漫画が原作で、原作は1984年から1987年まで週刊少年ジャンプで掲載され、アニメは1987年から1988年まで日本テレビおよび系列局で放送された。 ストーリーは超能力が使える中学生の春日恭介と、恭介が転校先で出会った少女、鮎川まどかとその友人の檜山ひかるの恋愛とも友情とも言える微妙な3角関係を中心に展開する。原作の漫画、アニメでは恭介が使う超能力が引き起こす騒動などのコメディな場面が多く見られたが、劇場版においてはそうした場面はほぼカットされている。 劇場版の物語は原作にもアニメにもない、大学受験を控えた時期から始まる。恭介とひかるが偶然ではないキスを初めて交わしたことにより、それまでの3人の微妙な距離感が崩れていく。