銀河英雄伝説 わが征くは星の大海のあらすじ・作品解説
「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」は、1988年に公開された劇場用アニメーション作品である。田中芳樹の小説「銀河英雄伝説」を原作としており、本作品では外伝の第1巻に焦点を当てている。本作品は、原作小説の初のアニメ化作品である。 主な制作スタッフは、監督は石黒昇。脚本は首藤剛志。演出は、さかいあきお。キャラクターデザインと作画監督は奥田万つ里である。アニメーション制作はキティフィルム。 「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」は、遠い未来、人類が広く進出した宇宙を舞台に、銀河帝国軍と自由惑星同盟軍の艦隊戦が描写される。このふたつの勢力にはラインハルトとヤン・ウェンリーという優れた才能を持つ人物がおり、ふたりは原作小説の主人公的存在である。ふたりの知略により戦場全体が左右される展開が描かれる。劇中のBGMにはマーラーなどのクラシックが頻繁に使われている。 主なキャストは、ラインハルト役に堀川亮、ヤン・ウェンリー役に富山敬などである。