魍魎の匣の登場キャラクター
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中禅寺秋彦
よみがな:ちゅうぜんじ あきひこ ニックネーム:京極堂 性別:男 住まい:中野 特徴:終始不機嫌な仏頂面 口癖:この世には不思議なことなど何もない 職業:古本屋武蔵晴明神社の宮司、拝み屋 出身:下北半島 妻:千鶴子 ペット:石榴という名の猫 実妹:敦子
榎木津礼二郎
関口巽
魍魎の匣の感想
様々な人々の思いが交錯した作品。
魍魎と鬼の違いとは・・・?作中内では、中野の古本屋である「京極屋」店主・中禅寺秋彦(ちゅうぜんじ あきひこ)により魍魎と鬼の違いが語られている。中禅寺は、安倍晴明を祀る神社の宮司であり、憑き物落としを副業としている陰陽師のため、語られる解釈は専門書や古文書に沿ったものが多く、非常に独自性を感じられる。魍魎は『罔両』や『方良』と記すことが可能であり、捉えどころが無く、鬼より古きに存在し、方角の縛りも異なると解釈されている。悪しきものとして払われる対象が年月と共に魍魎から鬼へと変化した・・・故に、陰陽師の中禅寺にとって払いの対象としては厄介なものであるということで、作中にも苦戦している場面が見受けられる。また、中禅寺は魍魎のことを「墓穴や四辺の淵、それは深く深くあの世へと続く深淵の入口だ。そして、ここにはぼんやりとした、影ならぬ影。すなわち、魍魎が出来る」とも解釈しており、この解釈は登場人...この感想を読む