平清盛のあらすじ・作品解説
「平清盛」は、2012年1月8日から12月23日まで、NHKで放映されたテレビドラマで、NHK大河ドラマの第51作目にあたる。 ストーリーは三部構成となっており、第1回から第16回までの第1部では、清盛の育ての父・忠盛が亡くなるまで、第17回から第30回までの第2部では、平氏一門の棟梁となった清盛が保元の乱と平治の乱を経て公卿となり嚴島に経典を納めるまで、第31回から第51回までの第3部では、清盛が昇進を重ねて太政大臣にまで上り詰め平家が栄華を極める時から彼の死・壇ノ浦での平家滅亡までが描かれている。 平清盛を主役としたNHK大河ドラマとしては、1972年の「新・平家物語』以来40年ぶりで、NHK大河ドラマ初主演の松山ケンイチが清盛役を務めている。 また、『梁塵秘抄』に収められた今様「遊びをせんとや生まれけむ」というフレーズが、ドラマ中に何回も繰り返されており、ドラマ全体を貫くメッセージとなっている。