ありふれた奇跡のあらすじ・作品解説
ありふれた奇跡は、2009年1月8日から2009年3月19日までフジテレビ系列で、毎週木曜日に放送された日本のドラマである。この作品はフジテレビ開局50周年記念ドラマとして放送されたもので、山田太一が11年ぶりに連続ドラマの脚本を担当したことが話題となった。 主題歌はアイルランド出身で世界的に人気の歌手エンヤの「ありふれた奇跡」である。 この作品は、心に大きな傷をもっており、孤独と絶望を抱えながら生きる仲間由紀恵演じる中城加奈と、加瀬亮演じる田崎翔太の男女が出会って恋に落ち、交流していく中で生きることへの希望を見出していく人間ドラマである。 加奈と翔太は全く面識がない2人であったが、偶然駅のホームで自殺しそうな男性・藤本に気づき、線路に身を投げようとしたときに間一髪のところで助ける。そのとき翔太は加奈のことがどこか気になり、声をかけたことでメールのやり取りをする仲となる。 加奈も翔太も藤本が自殺しそうだと感じたのには、共に過去に自分も自殺しようとしたことがあったためであった。