義経の評価
義経についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にドラマを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
義経の感想
誰もが知っているようで知らない。
誰もが知る「弁慶の泣き所」とか「弁慶と牛若丸」などのフレーズ。特に私は京都に住んでいるので、鞍馬寺や五条の大橋など親しみのある場所も出てきます。義経役をタッキーこと滝沢秀明、弁慶をマツケンこと松平健、そのほかにも静御前の石原さとみ、常盤の稲森いずみなど豪華なキャストでワクワクします。女性の立場からすると、生きていくために子供を守るために敵でありながら清盛にすがるしかなかった常盤の心情が心を締め付けます。美しく悲しい稲盛いずみの控えめな演技が涙を誘います。そしてまた美しくも強い義経、鞍馬寺にいたころは遮那王という名前であった頃、神なのか宇宙人なのかの如く光とともに現れる鬼一法眼(美輪明宏さんがはまっています)。鞍馬寺の、緑深い自然の中で剣術だけでなく生き方までも指南する、義経の強さの秘密はここにあったのではと思うほどです。そして義経といえば弁慶。身の覚えのない罪に問われ、ヤケになり刀を片...この感想を読む