真夜中の雨のあらすじ・作品解説
「真夜中の雨」は、2002年10月10日から12月19日までTBS系列のカネボウ木曜劇場枠で放送された全11話のテレビドラマである。平均視聴率は13.7％、最高視聴率は14.4%である。 外科医として一流の技術を持つ主人公の都倉隆（織田裕二）は、組織に縛られる大学病院に嫌気がさしていた頃、泉田病院の事務長・安藤浩（石黒賢）にスカウトされ転任を決意する。転任するなり、刑事の水澤由希子（松雪泰子）に胸を撃たれ、重傷を負った指名手配されている強盗殺人犯の手術を手掛け、一目置かれるようになる。一方、院長の泉田（長塚京三）の長男俊介（阿部寛）がニューヨークから帰国し、父との世代交代を目論む。「振り返れば奴がいる」以来10年ぶりとなる医者役を演じた織田裕二が、内に闇を秘めた主人公を熱演する。大病院物らしいオールスターキャストによってドラマは展開される。 2003年2月、6枚組のDVD-BOXが発売された。
