エル・カザドのあらすじ・作品解説
「エル・カザド」は2007年4月~9月にテレビ東京で放送されたテレビアニメである。アニメ監督真下耕一の”美少女ガンアクション三部作”の最終作であり、全2作でメインキャストを務めた声優が多く起用された。 要人暗殺の罪で高額な懸賞金がかけられた少女・エリスは自分を狙う賞金稼ぎから逃れるため1人で旅を続けていた。女賞金稼ぎであるナディはエリスの居場所を突き止めるのだが、「ある目的を達成するまでは」というエリスの条件を受け入れ、2人での逃避行を始める。実はエリスは「プロジェクト・リヴァイアサン」という人工的に魔女を作る計画の下遺伝子操作によって生まれた”人”であり、ナディはプロジェクトの進行を阻止しようと目論むブルーアイズなる人物に雇われたエージェントであった。エリスの行動を監視する中でナディは依頼主とは手を切り、計画の裏に隠された真実を追い求めるようになっていく。 全26話で放送され、2007年5月からはアニメ版と同じタイトルで『チャンピオンRED』(秋田書店)にて漫画化された。