仕掛人・藤枝梅安のあらすじ/作品解説

仕掛人・藤枝梅安のあらすじ・作品解説

仕掛人・藤枝梅安は、1991/10/09～1991/11/06にかけてCX(フジテレビ系列）の水曜8時枠で放送された全7本の時代劇ドラマである。 池波正太郎が1972～1990年に発表した同名時代小説を原作とし、脚本を安倍徹郎、吉田求が担当した。 主人公・藤枝梅安を渡辺謙が演じており、坊主で六尺の大男、どんぐりのように小さい目、額は大きく張り出し無骨という原作のイメージに近いことから話題になった。 フジテレビでは同タイトルで2006/11/4にスペシャルドラマ版を放送しているほか、1982/1/22～1983/11/3にも7本の2時間ドラマを放送しており、いずれも配役は入れ替えている。 江戸、品川台町で診療所を開く腕の良い鍼医者・藤枝梅安は、裏の仕事を請け負っていた。殺しの手段として鍼、毒薬、短刀などを使って何の痕跡もなく標的を消していくのである。 普段は身分の貴賎なく治療を施す梅安であるが、裏稼業の依頼は蔓（つる）と呼ばれる仲介者を通し、着手金としてかなりの大金を前払いしなければならない。

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