のんのんばあとオレのあらすじ・作品解説
のんのんばあとオレとは1991年8月19日から同年8月23日までNHKで放送されたドラマである。1977年に水木しげるが書いた同名のエッセイをもとに制作された。 内容は、1931年当時作者は9歳の小学3年生。住み込みのお手伝いであるのんのんばあが語る妖怪やおばけの世界に魅入られている。学校では空想に浸っていて親や先生によく怒られていたが毎日楽しく過ごしていた。ある日、彼の住む境港に肺病で東京から療養に来た千草という少女に出会う。最初は不治の病に嘆き悲しんでいたが、作者やのんのんばあの話す不思議な世界に引き込まれいつしか二人は仲良くなっていった。 夏休みのある日作者は兄・弟と米子へドーナツを食べに行く。後になり彼女がドーナツ好きと知り彼女のために作者はドーナツを買ったが千草は危篤状態だった。約束の絵を書きあげるが、千草は感謝の言葉を口にして息を引き取った。 ちなみに、翌年の1992年には「続のんのんばあとオレ」が放映され、続編とともに漫画が発売された。