古都のあらすじ・作品解説
古都は、CX(フジテレビ系列)にて1966/01/03~1966/02/11までにライオン奥様劇場の枠で放送されたテレビドラマで、主人公・佐田千重子・苗子を長内美那子が演じている。 川端康成の同名小説が原作で、生き別れになった双子の姉妹の数奇な運命を描いており、2015年までにNHK(1964年)、TBS・花王愛の劇場(1980年)、関西テレビ30週年スペシャル(1988年)、テレビ東京・日本名作ドラマ(1994年)、テレビ朝日・土曜ワイドスペシャル(2005年)など何度もリメイクされている。 佐田千重子は愛されて育った京都の呉服屋の一人娘だが、ある噂を耳にした。それは自分が捨て子で呉服屋の夫妻が預かり育ててきたというものである。事実を確認する千重子に対し父母は捨て子ではないと否定し、祇園の夜桜の下に置かれていた赤ちゃん(千重子)があまりに可愛かったために連れて逃げてきたと説明するのであった。 ある日、千重子と友人が北山杉を見物に行くと、友人・真砂子が千重子そっくりの村娘を見つけ指さした。