ZEROのあらすじ・作品解説
ＺＥＲＯとはやまざき貴子作の少女漫画であり、１９９６年８月号の白泉社の「LaLa」で連載を開始し、２００１年より掲載誌を同じ出版社の白泉社の「月刊メロディ」に変更した。基本的には前後編の２話構成で連載され、「ZERO４」「７」「９」「１０」「１１」は３話構成で掲載された。 あらすじは西暦２０００年８月に中国の実験用核弾頭が房総沖で爆発し、日本が壊滅状態になる。アメリカの手によって軍事基地「ZOO」が建設され、生き残った日本人が収容、管理されるようになる。その１７年後に施設で育った少年ゲオが仲間と一緒に「ZERO」という薬によって、爆発が起こる前の自分の前世の記憶の夢を見るようになる。「ZOO」での管理された世界から飛び出し、外の世界で行動するようになる。爆発以前の前世の記憶と現世が交差し、様々な謎が繰り広げられる近未来SFサバイバルサスペンスである。 単行本は花とゆめコミックスから発売されている。
