知念護人のプロフィール
本名 | 知念護人 |
---|---|
よみがな | ちねん もりひと |
性別 | 男性 |
住まい | 老朽マンションで、大量の美術資料に「いつか床が抜ける」と妻に小言を言われている。 |
所属 | 国宝の発見と保護を仕事とする叩き上げの「国宝Gメン」 |
性格 | 基本的には小心で生真面目な公務員 |
特徴 | 黒縁眼鏡と出っ歯が特徴 |
価値観 | 日本の伝統美術をこよなく愛し、これを粗雑に扱うことを決して許さない。 |
趣味 | 私費による京都の街並みや日本美術のデジタルアーカイブ作成。 |
物語上での目的 | 市井に転がる価値のある古美術品にあらゆる方面から難癖をつけて片っ端から国宝や重要文化財指定をし、収容できるものは国家の管理下の施設に収容して自身が好きな時に美術品を愛でられる環境に置いて、事実上自分の所有物にする。 |
妻 | 地方出身の巫女 |
ギャラリーフェイクの他の登場キャラクター
ギャラリーフェイクの感想
芸術の世界を描いた独特な世界観がすごい!
美術好きな友人にすすめられて読み始めたのがきっかけですが、この作品もかなり夢中になりました。特に印象に残っているのはゴッホのカルマン渦の話で、とても専門的な内容でかなり勉強して描かれているなと感じました。難しい美術の話ばかりではないので、興味のない人でも楽しませるバランスの良さが人気の要因だと思います。主人公の藤田は世界中を買い付けで飛び回るのですが、意外と質素な暮らしをしていたりと不思議なキャラクターに魅力を感じました。元はエリートな学芸員が贋作を扱うという危ない仕事をしてしまうという設定も女性ファンを夢中にさせたと思います。危険な仕事なのだけれど、藤田は自分の価値観や信念を持っているところはこの作品の品格を上げている理由なのではないでしょうか。また、藤田は身近な人たちには愛される人柄の良さも持っているのですよね。エリートなのに闇の世界で仕事をしているという点では、同じ職業系漫画では...この感想を読む