藤田玲司のプロフィール
本名 | 藤田玲司 |
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よみがな | ふじたれいじ |
生年月日 | 6月22日生まれ |
年齢(作品時) | 30代後半 |
住まい | 風呂なしボロアパートに住んでいる。 |
所属 | 東京のウォーターフロントで贋作・複製などの美術品を専門に扱うアートギャラリー「ギャラリーフェイク」の経営者。 |
特徴 | 若作りだが、基礎体力は女性以下かつ運動嫌い。腰痛持ちの為に整体マッサージに通っている。かなりの資産を隠し持っている。ややMの気がある。女性関係は幅広い。無神論者。 |
価値観 | 権威や古い慣習に縛られて美術品のことを第一としない美術関係者を蔑んでおり、真の美を解さない者(美術品を見る目のない者)が本物を所持する道理はない、が信条。 |
趣味 | 美術関係とパチンコ |
特技 | 作品鑑定の眼力と修復・修理の腕前は超一流 |
好きな食べ物 | カニチャーハンは自らこだわって調理する。 |
物語上での目的 | 表向きは贋作専門のギャラリーとして運営しているが、裏では美術館の横流し品、税金逃れの品、あるいは盗品など、いわくつきの美術品をブラックマーケットを通じて法外な値で売りさばいている。そのために裏社会とも様々な繋がりがあり、美術界では悪名が高く、一匹狼的存在として孤立している。 |
ギャラリーフェイクの他の登場キャラクター
ギャラリーフェイクの感想
芸術の世界を描いた独特な世界観がすごい!
美術好きな友人にすすめられて読み始めたのがきっかけですが、この作品もかなり夢中になりました。特に印象に残っているのはゴッホのカルマン渦の話で、とても専門的な内容でかなり勉強して描かれているなと感じました。難しい美術の話ばかりではないので、興味のない人でも楽しませるバランスの良さが人気の要因だと思います。主人公の藤田は世界中を買い付けで飛び回るのですが、意外と質素な暮らしをしていたりと不思議なキャラクターに魅力を感じました。元はエリートな学芸員が贋作を扱うという危ない仕事をしてしまうという設定も女性ファンを夢中にさせたと思います。危険な仕事なのだけれど、藤田は自分の価値観や信念を持っているところはこの作品の品格を上げている理由なのではないでしょうか。また、藤田は身近な人たちには愛される人柄の良さも持っているのですよね。エリートなのに闇の世界で仕事をしているという点では、同じ職業系漫画では...この感想を読む