林家亭どん兵衛のプロフィール
本名 | 谷中正吉(やなか しょうきち) |
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よみがな | はやしやてい どんべえ |
性別 | 男 |
性格 | 高座に上がった時の堂々とした風格とは裏腹に、普段はとても気が小さい。 |
物語上での目的 | 日を追うごとに虎児とは親子にも似た絆を持つようになり、彼を家族の一員のように思うまでになる。 |
学歴 | 明應大学落語研究会出身。 |
借金 | 新宿流星会にドラゴンソーダの開店資金である400万円の借金をしており、その縁で虎児と出会う。 |
その他 | 虎児が服役している間は彼の高座名を受け継ぎ2代目林屋亭小虎となり、出所した後は虎児に「小虎」を返上、林屋亭小猫と名乗った。 |
出囃子 | 『吉原雀』。 |
虎児との関係性 | 「師匠と弟子」でありながら「債務者と債権者」 |
タイガー&ドラゴンの他の登場キャラクター
タイガー&ドラゴンの感想
ドラマ自体が創作落語
落語ブームの火付け役このドラマは、宮藤官九郎作品でありながら比較的取り沙汰されることが少なかった作品ではないかと思う。放送されていた当時は、宮藤官九郎の新作ドラマとして話題にはなったが、放送が開始してからの視聴率は伸び悩んでいた印象がある。その理由のほとんどが、テーマが「落語」だったことに起因すると思う。おそらくこの作品を作った目的としては落語を広く世間に広めて、もっと一般的に楽しんでもらえるように、という意図があったのだと思うが、それは少しハードルの高い目的だったのかもしれない。私自身も落語に関してほとんど知識を持たずに見た当時よりも、落語についていろいろと興味を持ち出してから見た今作の方が面白いと感じた。特に古典落語なんかは、中身がほとんど決まっていて、サゲにしてもいつも同じものが話されるのに、観客はそれを愉しむことが出来る。この人はあの話をどのように話すのかな、ということや、今日...この感想を読む