ラインハルト=フォン=ローエングラムのプロフィール
本名 | ラインハルト=フォン=ローエングラム |
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ニックネーム | 金髪の有翼獅子 |
生年月日 | 帝国暦467年(宇宙暦776年)3月14日 |
身長 | 183cm |
性別 | 男 |
所属 | 銀河帝国 |
性格 | 自己主張をはっきりと行う性分で、好戦的で激情家としての側面がしばしば登場する。特に即位して以降は物腰が柔らかくなり、女性などに対しては敬語を使うなど言葉遣いも丁寧であり、部下の提督らに対しても基本的には頭ごなしに命令するような態度は取らず礼節を保っていた。 |
特徴 | 容姿はきわめて端麗で、豪奢な金髪と蒼氷色(アイス・ブルー)の瞳を持つ白皙の美青年。 |
物語上での目的 | 門閥貴族による専横がまかり通っている帝国の現体制に疑問を持つようになる。そして姉を取り戻すため、ゴールデンバウム王朝を倒し、帝国の現体制を変える事を密かに誓う。 |
トラウマ | ヴェスターラントの虐殺の黙認、それに関連して自ら招いた盟友キルヒアイスの死と、それによって姉アンネローゼが遠ざかった事。 |
嫌いなもの | 己の才を過信・誤認している者や、自分の行動原理に反する様な言動を表した者 |
銀河英雄伝説の他の登場キャラクター
銀河英雄伝説の感想
ヤン的奇略とラインハルト的正攻法が結実させた大事業
ヤン的「枠外」の発想がアニメシリーズを走らせた「腐敗した民主主義」か、それとも「高潔な専制政治」か……、貴族社会や衆愚政治の問題点を鋭く描き出しつつ、様々なテーマと人間ドラマを絡ませ、壮大かつ重厚な戦争と日常を記していった「銀河英雄伝説」の素晴らしさは既に様々なところで語られていますが、本稿ではアニメ版に的を絞ってその歴史的な意義を探っていくことにしましょう。アニメ版銀河英雄伝説が始まった1988年当時、既にいくつものロボットアニメはありましたし、大人の渋みが滲むような作品も少なくありませんでしたが、そうした作品において語られているのはせいぜい、「戦闘」の現場であり、その上部ですべてを決裁していく「政治」や「歴史」までじっくり煮詰めた作品となるとほとんどありませんでした。まだあくまでアニメは子供が観るものであり、でなければ一部のマニアが観るもの、という空気は確かに存在していたのです。そ...この感想を読む