これで多くの資産家がつぶされた、トルストイの罪は大きい
この映画はと言うより、トルストイは物凄く大きなパラドックスを持っていることに気が付く観客が多いと思います。これはトルストイが掲げる主義は、彼自身が教育を十分に受けて、特権階級であるということを否定している事につきましょう。 1910年、トルストイの妻・ソフィヤ公爵夫人は私有財産を否定するトルストイ主義の熱心な輩が疎ましい。ロシアの文豪・トルストイの晩年を描くいています。ヘレン・ミレンが演ずるソフィア公爵夫人が素晴らしいが、彼女はもともとロシア貴族の出なので、その場面に合うのは当然でしょう。 トルストイの妻の動物的なカンを画面でメラメラと見せ付けてくれる素晴らしい演技、女優は自分自身の生まれを投影して、共産主義に力の限り反対している様に見えます。 この共産主義とか社会主義で、可也の人間が財産を巻き上げられました。怖いですねぇ、イデオロギー、初めは良いのです、しかし、言いかえで大概の人は騙されてしまいます。公平と平等と言って人から全てを巻き上げたのは誰か、これを忘れては成りません。 「気をつけよう、暗い夜道とイデオロギー」
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