面白いが矛盾もある
交差する時間軸
やっぱりターミネータは面白いと思える作品で満足のターミネーター新作でまさかのパラレルワールドの要素を絡めてくるとは思わなかった。見ている最中に思わず時間軸を整理したほどだ。よく見ていると過去の伏線を回収したりしていてファン満足の内容だった。きになるところは多々あったが意外とシンプルで2本の時間軸が交錯いるだけである。
なぜジョンコナーはあんなに弱いのか?
少しひっかったのだが、ジョンコナーの爪の甘さが気になった。あの体があればなんでもできるはずなのに爪がとにかくあまい。バスのシーンもしかり、秘密基地を襲った際も然り、何回の殺せる機会はあったのになぜ殺さなかったのか、不思議で仕方ない。考えられる要素としては。1、肉親への愛の感情が残っていた2、何かの計画があり殺すつもりがなかった。この2つが考えうる要素である。しかし本当にこの二つだったらがっかりである。期待を裏切ってくれる次回作に期待するばかりだ。
シュワちゃんファンに媚びすぎ
なぜあんなにシュワちゃんファンにやさしい設定なのだろうか、そもそも旧型なのに新型にたいして比較的なのか疑問が残るばかりだ。そもそも謎が多い。自作で解決するのだろうか。シュワちゃんがなぜ早くに現れたのかや、最後に映ったスカイネットなど謎が多いままになってしまっている。
トンデモ設定の矛盾
あんな技術があったのになぜあの兵士を早く作らなかったのだろうか、あの方法で別に作っていたらもっと早く対策ができるのであは無いだろうかと考察してみると、不思議でたまらない。あのタイミングも謎の一部である背後にいたならばもっと早く転送装置やら全てを止められたのでは無いか。そんな風に思ってしまう視聴者はかなり多いだろう。そんな考えばかりが多く浮かんでしまう映画である。しかしそれを指摘するとダメになる映画はたくさんあるからここは我慢した方が良さそうだ。
過去作品の視聴歴
この作品の評価自体が過去作品を見たか見ていないかで大きく変わると思った、私は見たので楽しかったのだが見ていない人は楽しめなかっただろうに違い無い。なぜならちんぷんかんぷだからである。製作者サイドは思い切ったものである。これは見ていない人をほぼ切り捨てていると言った解釈になる。でもこれは思い切って正解だったと思う。なぜなら過去の説明をしたところで尺を使いすぎる上に短時間では理解できるとは全く思わないからである。
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