見ているだけでワクワク楽しいドラマでした、しばらくボウリングに通ったくらいです。 - ゴールデンボウル THE GOLDEN BOWLの感想

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ゴールデンボウル THE GOLDEN BOWL

4.754.75
映像
5.00
脚本
4.50
キャスト
5.00
音楽
5.00
演出
4.50
感想数
2
観た人
3

見ているだけでワクワク楽しいドラマでした、しばらくボウリングに通ったくらいです。

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
4.0

目次

毎週ごとに完結して、次回までモヤモヤが残らない所が良かった。

1週ごとに完結する内容で、しかも必ずハッピーエンドで終わる、そこが良かった。

ドラマの多くは、これからって所で終わって結末は来週のお楽しみという物がほとんどです、次週も見てもらうための作戦だと思うけれど、見ている側としてはスッキリしなくてモヤモヤしてしまう。

ゴールデンボウルは毎週新たな敵が現れて、必ず勝って終わるので見ていて気持ちが良かったです。負けそうになっても、どうせ最後には勝つんでしょ?なんて安心して見ていられました。

ヤクザさんとの契約の話は毎回解決ではないけれど、それはそれで面白かったですね。あんなヤクザさんが居たら楽しいな、全然怖くないしお友達になりたいと思ってしまう。しかしバレリーナは無理があったかなと思います、あの格好をさせられた柴原くんがちょっと可愛そうに思えました。

後の方では、辺見が実は息子だったという展開も、なるほどねぇ~とストーリーがおもしろくなっていったので納得させられる物でした。

毎回のゲストが個性的で面白かった。よくいろいろ連れて来たなぁって感じです。

毎回のゲストがとても個性的で毎週毎週とても楽しめました。全体のストーリーには全く関係していない感じではありますが、実はストーリーに応じたゲストになっていて、その都度巻き上がる瞳と芥川のケンカがおもしろい事おもしろい事、子供か?と思うような純情な恋心がワクワクさせられました。

世界チャンピオンのフランク・キャッシュは、実際に私がボウリング場に行った時に壁にポスターが貼ってありました。ポストカードが自由に貰えるように置いてあって、思わずもらって帰りましたが、後で考えたらいらなかったです・・・失礼かな。ドラマの影響で置いてあっただけなんでしょうね。

毎回出てくるゲストの方も役作りは大変だったみたいですよ。第2話のLILICOさんはダンスを踊りながらのボーリングに苦労したと、ご自身が出演するの番組の中で話されていました。

第5話の芸者さんとの対決は、ちょっとエッチなシーンを連想させながら、全くそういったシーンが無かったので、男性の視聴者の方はちょっと残念だったかな、なんて思いました。

全体のストーリーも無理があるでしょ?と思いながら毎回楽しみました。

電車の中でのチカンなんて、普通そうなるか?と思うようなコントのような展開で楽しくて仕方なかったです。ちょっとしたシーンの随所に笑える展開が盛り込まれていて、見ている人を飽きさせない感じでした。

瞳の旦那さんの浮気のシーンも驚きの連続です、あんなにお茶目に浮気しているなんて、可愛いいなって思ってしまいました。普段の真面目なイメージからは想像できなくてギャップがとても良かったです。

さらに、瞳に頼まれて芥川と浮気相手が待ち合わせをするシーンでは、待ち合わせ場所に驚きました。普通に考えるとスポーツクラブの会員でない人が中に入って、しかも水着も着ずにプールサイドになんて入れるわけないと思うのですが、芥川さんどうやってそこに入ったの?という突込みを入れたい所でした。

そんな事より普通は喫茶店とかで待ち合わせするでしょう、と思ったのは私だけでしょうか?

まあ、水着姿が見せたかったんでしょうね、その後のシーンでは浮気相手の入院先に、ブラジャーのお見舞いをもって、鼻の下を伸ばしながら出掛けて行く芥川にも楽しませて頂きました。

こういったシーンは主に男性の視聴者さんを楽しませる為の物だったんでしょうね、私にはあんまり理解できないシーンではありましたが、そう言いながらも楽しく見られた事には変わりありませんでした。

「瞳」対「一美」の対決には、ちょっとイライラさせられました。

私や他の視聴者さんも、もちろん「佐倉 瞳」の方を応援していたと思います。「風吹 一美」の魅力が私にはちんぷんかんぷんな所がありましたね。瞳の旦那さんの浮気相手がセクシー系だったので、芥川の方は別のキャラクターにしたかったのかもしれませんが、なんか無理があったかなっと思いました。

瞳の恋のライバルとしては不満ではありましたが、キャラクターとしてここまで天然な女性も面白いなと思えたので、イライラしながらもなんだかんだと楽しませて頂きました。

一美が振られた時、やったねと大人げなく思ってしまいました。まるで自分が瞳になったかのような気持ちでドラマにのめり込んでいたものですから、一美が振られた時に、とてもスッキリした気持ちになったものです、大人げないですね。

多数のキャストが亡くなっていますが、ありがとうの気持ちでいっぱいになりました。

社長役の大滝秀治さん、マネージャー役の竹脇無我さん

第6話の夫婦役で出演した、長門裕之さんと奥さんの南田洋子さん本当にありがとうございました。

私の知る限りではすでにこの4名が亡くなっている事に驚きです。2002年に放送され十数年という時はとても早く感じますが、その間に出演者さんの人生も大きく変わったんだなと実感します。

DVDを入れるといつでも元気なみなさんが見られることに、とても感謝の気持ちでいっぱいになります。作品は死なないというのはこういう事なんだなと思いながら、今も楽しく作品を見させていただいています。本当にありがとうございました。

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すべてがマッチして完璧

軽快な会話と音楽このドラマの一番の魅力は、軽快なテンポで繰り広げられる会話です。金城武さんと黒木瞳さんの、息ピッタリな会話の応酬がすばらしい。早口なセリフなのに、聞いていてもすんなりと会話が耳に入ってきて心地良い。その会話に合わせる音楽が、こちらもマッチしている。”You Are My Destiny”や”Diana”など、1957年頃に発売されたポールアンカの名曲を使用しているが、この頃の曲を使用していても古い感じがなく、むしろこのドラマのために作った最新曲のようにすら感じる。愉快で楽しい会話の時にはアップテンポな曲、何か展開がある時にはダークな雰囲気のある曲など、すべてポールアンカの名曲を使用しているのですが、とてもマッチしていると感じます。水戸黄門的展開なのにキャラが良く楽しい地上げ屋とボーリングで勝負をするという、ありきたりの展開で、また必ず勝つだろうとラストの予想が出来ていても楽しい。それは、対戦する相...この感想を読む

5.05.0
  • 安曇安曇
  • 503view
  • 1133文字
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