魔法学校といえばこの一冊です
魔法の世界に行けました。
魔法の世界の物語といえばとある有名なシリーズ映画を思い出しますが、Aventuraの世界は自然が寄り添った魔法と共に生きる世界観といいますか...まるで本当にあるような世界を覗いている気持ちです。
食事のシーンや図書館のシーンは画面の隅々まで見ていて楽しいです。
信じる強さをテーマとしてひとつありますが、主人公のルーウィンは自分を信じる強さ、クリスも自分を信じる強さ、メイン所の3人の中であとソエラが語られてないのでこれからが楽しみです。
1巻の最後の人物紹介でもありましたが、末子ってのもきっとソエラの背景に噛んでいるのかなと思いますね。
呪文に関してもセリフの言葉のチョイスにも言葉が素敵で魔法のように感じます。
魔法といえばルーウィンの召喚したフレア、おばあちゃんから譲り受けた剣から召喚したのも何かしら伏線がありそうですね。
魔法が使えないルーウィンがただ一つ使える魔法が一瞬ですが出せる火、これも全てはおばあちゃんの背景も含めてルーウィンの背景も気になってきますね!
風にまつわるクリスの話はもう掘り下げられたという事は何故かソエラは水にまつわるのかなと思ってしまいます。
守護属性の欄も水っていうのも1巻のキャラクター説明に書いてありましたし、瞳の色もそれに関係した天然石をモチーフにしてますね!
彼女がいつも連れているウォーティスもきっと水の関係した獣魔なのかなと考えわくわくします。
表紙を見てるだけでも飽きない
綺麗な表紙絵を見ているだけでも飽きないです。
アナログで描いているから更に驚きです。翠川先生のこだわりが随所に感じられます。
服の細かい装飾から髪の毛の流れ、装飾の宝石の煌きや各表紙のキャラと動物もこだわって描いているのが見ていて楽しいポイントです。
翠川先生が宝石、というか天然石がお好きな方なのでモチーフのしてるんだろうなと気付くと、色味やカラーもこだわっているのもうなずけます。
きっとお洋服のデザインをされている読書の方が見たら益々面白くイラストも見れるんじゃあないでしょうか。
裏表紙のミニキャラもかわらしくデフォルメされてますね。物語上ではやらなさそうなキャラクターが微笑ましくミニキャラで動いてるかと思うと見ていて飽きないです。
圧倒的な画力
表紙で手に取る方も多かったと思いますが、小物ひとつひとつから翠川先生の画力がバシバシ伝わってきます。
表紙もアナログなのですが、モノクロもアナログでやっているから驚きです。
画力が高いだけじゃなく背景から人物から色が感じます。
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