伊藤淳史主演作品 - あぽやん～走る国際空港の感想

あぽやんってなに？

業界用語でairport ＝エあぽート＋関西弁愛称やん 旅行代理店から空港勤務に異動になった人の通称。いわゆる左遷って事でしょうか…現場を知らずして、デスクワークしている方よりも信頼できる方に思えるので、愛のある通称であって欲しいです。

接客業の辛さ

飛行機を遅らせる事なく案内すると言うのは勿論ですが、結局のところ接客業。私も何年か接客業をやっていましたが、文句を言いたい人が居るのはなんででしょうね…。こちらのミスは怒られて当然ですが、違うところで怒っていらっしゃる方が1番厄介でした。怒る方も怒られる方も疲れますね…

空港のお仕事に、思わずへぇ。

何気なく利用している空港の裏側を垣間見て、多少…かなり？脚色はされているとは思いますが、そんな事やっているんだ…っと感心。飛行機が遅れない様に皆さん必死でした。搭乗手続きはお早めに…笑

旅行代理店空港スタッフ、空港スタッフが毎日どんな仕事をしているのか…このドラマで少し想像できました。

たくさんの人々を送り出す日々、その中に小さなトラブルから大きなトラブル。予約が取れていない、悪天候で飛行機が飛ばない…このドラマを観て何か問題が起きても頭ごなしに文句を言うのをやめてあげようと本当に思いました。元からそんなこと言おうと思っていませんが 笑 接客業の辛さは分かっていますし。それくらい必死に対処をしていて、お客さん怒らないでくださいとこちらも思ってしまうほどでした。なかには、ドラマでしかそんな事ないだろうと思う場面もありますが、気にはなりませんでした。

スタッフ側に立って観られるので、どの様にトラブルを解決するのか…ドラマの様にあんなに空港内を走っている人は見たことありませんが、近いこともあったりするんだろうなぁっと空港に行った時にスタッフさんに目がいったりしてしまいます。お客さんに怒られ、空港スタッフにも怒られ、最悪の仕事だと思いながらも、対処解決した頃にはこの仕事が好きだと言うキャラクターの気持ちもスッと入ってきます。私は絶対こんな仕事はイヤですが 笑

そんな中にもどの仕事でも必要ですが、スタッフのチーム力、仲の良さ、信頼構築すべて観ていて気持ちが良かったですし、心地良く笑えました。

気軽に観られるドラマだと思います。私は伊藤君が出ているドラマなら面白いだろうくらいに観た感じですが、一気に観終わりました。キチンとハッピーに着地してくれる話ですので、観終わると気分スッキリするかと思います！