大好きな作品です。
愛すべきキャラクターの数々
スペックは恥ずかしながらリアルタイムでは見ておらず、再放送されていた時に初めて知りました。田中哲司さんが、「ラミパスラミパスルルルルルー」と言ってふざけた役をやっているなぁと思ったのが第一印象です。少しB級なドラマの雰囲気も感じながら気づいたら最後まで見ていました。冷泉さんの憎めないキャラクターにすっかり惹かれてしまったのです。
あとは星さとりちゃんですね。「お里が里ぽっぽ〜」って…なんだこれーでした。もともと馬鹿げたクドカンドラマなども大好きで全て見ている私は、この超馬鹿っぽい、けれどなんとも憎めない癖のあるキャラクターにどっぷりハマってしまいました。「さとりんさといもすいすいすい!」とたまに口ずさんでしまいます。最近気づいたのですが、この子逃げ恥のやっさんという役と同一人物なんですね。綺麗になったもんだ…
雲野先生も大好きですよ。あのちょっとセクシーな所と、唇を少ししか動かさない様な喋り方も妙に色っぽいです。安田顕さんが素敵なのかな?
もちろん一番愛しているのは当麻です!沢山の辛い過去を抱えているにも拘らず、いつも自分の中で処理して表面の明るさ(馬鹿っぽさ)に変えています。物怖じしない性格は彼女の能力が素晴らしい事からきたのでしょうか。
瀬文さんも、野々村係長も、本当にあげたらキリがないくらい粒だったキャラクターばかりです。
当麻のセリフが可愛いすぎる!
マヨメロ〜メロメロ。きも、砂肝、うな肝。うまかったーうしまけた。←こういうやつです。これが私は大好きなのです。この様なわけわからん発言をするのは当麻に限りませんが、とにかく当麻が可愛いのです。
かと思えば、事件の犯人となるスペックホルダーを追い詰める時の真剣な顔。完全にギャップ萌えですね。
身なりを気にせずガサツで瀬文を振り回し、でも皆んなに好かれていく。あの服装と髪でも魅力的なのは、きっと戸田さんだから成せる技ですね。
何度見返しても飽きない
スペック翔や零まで含め、かれこれ10回ほどは見返していると思います。定期的に見たくなるんですよね。もう私の中で音楽ライブ映像を見るかの様に一人ひとりのキャラの動きに目が離せません。
話の本筋について全く話題にしておりませんが、勿論堤監督ならではの付箋や気づきの多いスッキリする内容になっています。繰り返し見ることでより理解が深まります。
残念ながら映画は…
規模が大きくなりすぎましたね。話もあちこちに散らばってしまい上手く回収できてない感じが非常に残念です。ですので時間軸でいくと、スペック翔までのドラマ放送の作品たちの素晴らしさがより際立ってしまっています。毎回の書道シーンや、未詳の仲間のやりとり。ここのルーチンが大好きなもので。ちまちま一つずつのスペックホルダーを暴いて退治したり仲間にしたり。そんな映画で充分でした。
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