シリーズの礎たる物語
革新的シリーズ第三弾!
ジョジョの奇妙な冒険第三シリーズにして漫画連載当時では余り類をみないキャラクターが個々に個性豊かな能力を発現しだしたアクションストーリー!
前作までは主人公たちが『波紋(はもん)』と呼ばれる特殊な呼吸方法によって敵に『気』の類のものを送り込み破壊していくという戦闘シーンをメインとして構成されていたが、本作品より『幽波紋(スタンド)』と名付けられたキャラクターの分身体がもつ特殊能力による戦闘が繰り広げられる。
個人的な主観になってしまうが本シリーズでは物語の構成力としてはやや他シリーズより劣る感も感じるがスタンドという画期的な能力の出現は以降に続くシリーズへ多大な影響を与えた事を考慮すると重要な転換期の作品と言えるだろう。
ラスボスはジョースター家因縁のあの男
本作のストーリーの中核と言っても過言ではい宿敵『ディオ』はファーストシリーズからジョースター家との因縁のあるキャラクター。本作はこのディオとそのスタンド(ザ・ワールド)が覚醒する事により物語が紡ぎ出されているがその構成こそがファンを更に惹きつける重要なファクターになっている。
主人公:空条承太郎(ジョジョ)のスタンド(スタープラチナ)もディオの覚醒により発現し、承太郎の先祖であるジョナサン・ジョースターの身体をもつディオのスタンドの能力と物語終盤でリンクしていく場面も二人の宿命を感じさせる。
実はカリスマでいい奴⁈
ジョナサン・ジョースターの身体を奪い生きているディオ、物語序盤こそ『肉の芽』と呼ばれる自身の細胞を人間に埋め込み操りながら承太郎達と戦っているが話が終盤へ向かうにつれて操られずディオへ忠誠を誓い配下に着くキャラクターも現れ出す。
又、自身の意志でディオへ尽くすキャラクター達の話すディオやディオ自身の言葉の中には完全な悪では無く時に儚さや孤独といった印象を与える事もあり、そういった視点で観てみるのも違った楽しみ方も出来るのではないだろうか。
スタンド能力は後付可能⁉︎
物語の中に数多に登場してくるスタンド能力者だが自然発生型のディオや主人公一行とは違い後から与えられた者も少なくない。
『エンヤ婆』というディオの配下の老婆の持つ弓と矢により貫かれた人間が能力者足り得た場合にのみ発現する事が出来失敗すれば死んでしまうという物。
この弓と矢にしても以降のシリーズに登場しストーリーを展開させてゆく。
主要キャラスタンド能力
ディオ:ザ・ワールド
時を止める能力だが思いの外長い時間を止める事ができるわけで無く本体の熟成度により有効時間は前後する。とはいえ無敵を誇る能力に変わりない。
空条承太郎:スタープラチナ
とてつもない銃弾をもみきる動体視力とスピード、パワーを持つスタンド。終盤までこれといって特殊な能力を出すわけでわないのだが圧倒的なパワーとスピードで展開する戦闘は他スタンドとは一線を画す。
ジョセフ・ジョースター:ハーミッド・パープル
他のメンバーとは違い人や獣の様な型のスタンドではなく手首から伸びる薔薇の枝の様な形態をとっている。カメラやテレビなど映写器に衝撃を与える事で念写を行い旅の道標としての役割を果たす。
モハメド・アヴドゥル:マジシャンズレッド
ジョセフと共に物語の始まりから登場し承太郎を説得する為に表した、鳥人型をしており強烈な炎を操り闘う。操る炎は戦闘以外にもセンサーの様な使い方も出来用途は幅広い。
実はシリーズで一番最初に登場した記念すべきスタンドでもある。
花京院典明:ハイエロファントグリーン
遠距離型のスタンドで攻撃力は強く無いが身体を帯状に分解したり水滴状に変えて放つなど応用力が強い。
ディオの肉の芽により敵として現れたが承太郎のスタープラチナにより解放され仲間になった。
ジャン=ピエール・ポルナレフ:シルバーチャリオッツ
フェンシングので様なスタイルで闘う甲冑を纏ったスタンド。射程距離は短いが正確な剣さばきは何度となく魅せる闘いを演じた。
物語の中では子供サイズの姿も登場している。当初は花京院同様肉の芽により敵として現れた。
イギー(犬):ザ・フール
見た目は本体に合わせて犬型でインディアンの様な羽根飾りを付けている。砂のスタンドで型は自在に変わり空を飛んだりシェルター型になり防御したりと有能なスタンドに属する。
空条ホリィ:スタンド名無
ジョセフの様な植物状のスタンドで本人の意思に反して本体を攻撃してしまう。
本体にマイナスの効果を出すスタンドもあるという実例でもあり、これを解除する為にディオを倒す旅がはじまる。
〜あらすじ〜
承太郎の母ホリィがディオの出現により発現した自身を攻撃するスタンドを解除する為父ジョセフと承太郎が仲間と共にエジプトにいるであろうディオを倒すべく旅を始める。
ホリィの命の期限である50日という期間の中で次々現れる刺客とのスタンドバトルはジョジョシリーズを知る上で欠かせない物語である。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)