映像が新鮮で
目次
画面の色づかいが鮮やか鮮明で何か映像をクリアにするフィルターでもかかているみたいです
「この男子、宇宙人と戦えます。」というアニメです。とにかく絵がきれいでもしかしたら3Dソフトで2D映像を作ったりしてみたのかなあなどと思いながら見ていました。風景とかはもう文句なしにきれいすぎで贅沢な気分を味合わせてくれるんですが、キャラクターの作画というか線画は恐らく何かくせがあるっていいますかヘタウマな微妙さがあるよう気がしないでもなかったです。あとたまにアフターエフェクトとかで絵を左右に動かしただけのシーンとか一瞬出て来たりするんですがまあそれはシーンに合っていたんでよしって感じです。(ニンジャスレイヤーみたいな制作費制作時間削減術っみたいな感じではなかったです)
宇宙人に侵略されているとか冒頭でいってましたが本当?って思いながら見始めました。
宇宙人が責めてくるシーンとか全然出て来ませんし少年学園ライフドラマみたいな雰囲気がボーッと続きます。そして宇宙人対策委員会みたいな感じの組織があるみたいなんですがそのほのぼの少年らを含めた3人だけでもしかしたら少年達の単なる戯れ言の世界なのかなあと思っていながら見ていました。そして男同士3人で共同生活が始まるんですよね。しかもカカシ、有川、シロとかネーミング方にに共通性がなくて有川は何だかオカマっぽいってほどじゃないんですが一種女の子みたいな属性はあると思います。まあそれでバランス取れてる3人なんでしょうね。でもだからそれが何だろうとまだこの作品の目的がわからないまま見続けていました。しかもBGMがあのクラシックの名曲です。
もしかしてこのアニメは風景、音楽鑑賞的な要素が強いのでしょうか
動く鑑賞用絵画みたいな感じで見ていた方がいいのかなとも思い始めました。ポエム的なシーンもありますし絵と音で魅せてストーリーはおまけみたいなってことだったんでしょうか。でも嫌いではないんですよね、こういうのって。見ている方が内容を何とか解釈しないといけなくって、絵がきれいで見ていて楽な部分とちょっと難解なといいますか何をしようとしているのかと探りを入れなければならない部分と。ってよく見るとこのアニメの監督ってこの時21才だったそうで(見ている途中で教えてもらいました)新海誠さんの影響を受けてアニメーション作家になると決めたそうです。ああこれは才能ですね。この事実を知ったときにはびっくり仰天しました。
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