ころな
悪ガキ共と駐在さん
まさに青春！
この映画大好きです。というか原作から好きな作品で、よく読んでいました。今ではネットで一般の人が公開していた小説が映画やドラマなどの映像作品になることは珍しくないことですが、この映画がわりとこういうネット原作のものが商業化されるもののはしりになった印象がとても強いです。今現在のそういった作品の礎になっているような映画だと思っています。内容はコメディで田舎のやんちゃな高校生とその街の駐在さんとのバトルもの(笑)自転車でスピードメーターに挑戦してみたり楽器などの鉄で速度違反の取り締まりの邪魔をしてみたり。どこまでフィクションかは不明ではありますが、現在だったら即補導や逮捕されるようないたずらもけっこうありました。でもその内容がどれもバカバカしくて(笑)もちろん迷惑かけるような悪いことはしてはいけませんが見ていて面白いものばかりです。
高校生らしい
悪戯以外にも彼らは恋をしたりなどとても高校生らしい感じがして見ていてとてもふふってなります。頭ではエロいことばかり考えているのに、いざ悪戯で仕掛けたSM雑誌の名前を読んでみろと駐在さんにぐいぐいこられたときの恥ずかしがり方はまさに純粋そのものでした。美人なお姉さんに会うために喫茶店できどってみたり、告白してきた女の子の胸ばかりみてしまったり(笑)そういった初々しい感じがとてもかわいいです。自分が高校生だったときの周囲の男子を思い出させてくれるような懐かしい映画になっていると思います。やんちゃな男の子のグループたちってこういうところありましたよね(笑)原作と違うところもけっこうあるのですが、それは仕方ないところだったんですかね。個人的には悪戯のやりかたなどは原作のほうが好きです。
優しい男たち
ママチャリと西条が友達になるきっかけにもなったミカちゃんを喜ばせようと、逮捕されるのを覚悟で花火を盗むママチャリたち。原作ではミカではなく弟が入院していていることになっていて、病院でミカちゃんと出会う設定でしたがここの改変は良かったです！どうしても映画には尺がありますからね。自然な理由になっていたと思います。ママチャリたちも駐在さんもとても優しかったですね。ここでちゃんとお互いのことがわかったのが認識できます。でもその後もずっと悪戯は続きます(笑)駐在さんからみたら心配でもあり、でもそれが日々の楽しみにもなってそうです。自転車での4人のりとか曲芸かなってくらいすごかったです。笑いあり涙ありの楽しい映画でした。
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