レトロでかわいい映画 - タイピスト！の感想

熱い！

タイプライターのカタカタいう音ってたまらないですよね。でも試合がこんなに熱いなんて思ってもみませんでした！地味なイメージがあるものでも、映画で印象が変わるものがあります。タイプライターがまさにそれでした。でもよく考えたらタイプライターってすごい指使いますもんね。キードードもそうですが、長時間使っていると腱鞘炎になったりしますから。競技でのタイプライターの一面をみられたのがよかったです。

とにかくかわいい

とにかくローズがかわいい映画でした！服装とか顔ももちろんかわいいんですが、たまらないのがドジっ子ぶり！電話にでたときメモがなくてルイの手のひらに直接書いてしまったり、そんな彼女がとてもキュートでたまらなかったです。かといってあざといかって言われたらそうでもなく、むしろ勝気な女性な印象があります。だからこそギャップがあってさらにかわいく思えるんでしょうね。また少し触れましたが、とても服装がかわいいんですよ。私はちょっとレトロなワンピースとか大好きなので、ローズのファッションがとても好みでした！

きゅんとくる恋愛

さすがフランス映画って思わせてくれるほどきゅんとくる内容になっていました！でも欲を言うならベッドシーンはいらなかったですね。せっかくレトロで良い雰囲気なのに、ベッドシーンが入ることでちょっとそこだけ安っぽい感じになっているように思えてしまいました。そこだけがちょっと残念。でも全体的にはよくできていたと思います。ローズの才能をおもい自ら嘘をついてまで身をひくルイとか、なんていい男だ！でもはやくローズの元へ行ってあげて！っとこちらが良い意味でもやもやしてしまったり。そのもやもやがあったからこそ最後のステージ上でのキスはとてもロマンチックなものになっていたと思います。

おしゃれだった

フランスの映画ってこともあってか全体的におしゃれな感じがしましたね。物語にも無理がないし、テーマにも一貫性があってとてもよかったと思います。2012年で比較的新しい映画なのにうまい感じのレトロ感の雰囲気がたまらなかった。でも古臭くもなくて絶妙なバランスでしたね！田舎出身のおぼこいかんじも、有名になってからの華やかな感じもよく表現されていましたし。悲しい展開もなかったので、ロマンチックな気分に浸りたいときにはピッタリだなっと！最近は純愛ものも少ない傾向にある気が個人的にはしているので、嫌な気分にならずにみられる作品でした。すっかりお気に入りの作品です。