初めて全巻集めた君のいる町人との縁は - 君のいる町の感想

初めて全巻集めた君のいる町

マンガは好きだけれど、続きが出るのを待てなかったり多くて読めなかったりしましたがめっちゃ多いということもないので全巻みれました。

都会から来た嫌だった少女と遠距離恋愛

はじめは嫌っていた少女と一緒に住むことになり、だんだんと心惹かれることになる少年。いろいろ乗り越えて付き合った彼女だが、彼女が東京に帰って遠距離に。それでも2人は愛し続ける。

突然の別れ

突然彼女から別れを告げられる。

少年は突然の別れを受け入れられないのと、彼女らしくない別れ方なので彼女の元へ行くと引越しを決意する。

彼女とようやく会えたがそこには彼氏がいた。

しかもその彼氏とは、少年と学校ですぐ仲よくなった友人。

複雑ではあったが彼女への想いはある。

このまま諦めたりすれば友達が友達ではなくなると宣戦布告。

ここまで聞くと彼女はなんていうやつだ！という人もいるかもしれないが、彼には大きな病があった。

若いのに、長生きできるかもわからないのにレーサーになるという大きな夢があった。

彼女は昔、彼にたくさん助けられていた。

そしてずっと想いを寄せていてくれた。

いつまで生きていられるかはわからないが、それまで自分に想い寄せてくれていた彼に最後の恩返しをしたくて一緒になった。

でも主人公は諦められなかった。

彼が入院しても彼女に会いに行くため、得意の料理を作って病院に向かう。

そして彼がもう長くないこと、手術をすれば治る可能性があることを知る。

しかし、手術をして失敗すればそこで彼の人生は終わる。

大きな夢がある彼は少しでも夢に近づいて好きなことして生涯終わりたかった。諦められなかった。

彼女と主人公とその周りの人と出会い彼は手術を決意する。

お店を出したら最初のスポンサーになる

みんなが集まった彼の葬式。

手術が成功してレーサーになったら店を出すといった主人公のお店の第一スポンサーになると言って叶わなかった。

みんなが悲しんだが彼のためにも前向きに考えるようになった。

主人公は彼女とも距離が離れ都会に来て最初に仲良くなった少女と付き合う。

けど最終的には彼女も主人公もお互い想っていて少女とは別れ2人は一緒になる。

出逢いと別れ、永遠の別れに永遠の愛

人との縁はいつどこにあるかわからない。

そしてそれがいつ終わるかもわからない。

けど諦めないことが大事。

そして自分の信念も持って守り続けることの大切さを感じ、感動して涙が何度も出た作品です。

人を想い続けることってステキだなと思いました。