かすみがかかる日々も光るいしのようだ. - 名前のない少年、脚のない少女の感想

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かすみがかかる日々も光るいしのようだ.

5.05.0
映像
5.0
脚本
4.0
キャスト
5.0
音楽
4.5
演出
4.5

目次

この映画との出合い

この映画を最初に知ったとき

私のなかにどこからともしみこむような

気になる感じがあって

私は探して観たのです.

題名にも作者のこだわりというかおもいが

いりくんでいると

おもったのです.タイトルからもうこのみです.

淡い若さとあわい色合い

登場人物の主人公ふたりは

まだ若い女の子と男の子です.淡いいつのまにか現れる恋心とあいまいな夢の中にいるみたいな映像的風景.

そこにはまだ若いからこその

危うさが表れています.

映像もあわくてかすみがかかったかんじ

私的に好みなのです.

あいまいものがたり

この映画のものがたりは思春期の男の子

そしてその子は少し暗さと繊細

やさしさを持つ子だとかんじます.

表情としぐさなどからも.

ヒロインの女の子は多才で写真とか映像も得意分野です私は彼女の写真たちがおきにいりです.

曖昧な日常の流れの中にあわい

恋心が複雑だけど気持ちの上でむすばれる.

彼女の本心の好きな人はいったい

だれなのか.

私は私のなかでは主人公の彼

に心寄せているとおもっています.

映像の中にときどきでてくる

手作り感のあるビデオ映像は

ヒロインの彼女、トゥアネが撮ったものだと

私は気付き思いました.

彼女はふだんも写真や映像をつくっているそう.

彼女らしさをポイントにした

なかなかかわいらしくてあやうくもある

そんな作品たちです.

私も個人的に普段の日々にcameraを持って

写真をよくとります.

だからもあるとおもう..私もトゥアネの

芸術感覚が好きなんです.

もし気になる同年代のひとや

写真を趣味やお仕事のひと

にも

良いと思うそんな独特な

世界写真と工夫映像.

また見たいとおもえる

そのちからも秘めた作品だ.

劇中の音楽は主人公の彼がすきな

ボブ・ディラン.

静かなながれのこの映画は

音楽もなめらか

でやはり

すきになります.

主人公の彼は引きこもりに近くて

パソコンネットでの繋がりを持っているの.

私自身もひきこもりにちかいような時期があって

その時期はラジオが友であったし

そこでの勉強やいまにでも役にたっているの

洋楽とその洋楽アーティストのことを知って覚えました.

だから弱かったり繊細でうちにこもる

そのことがあるのは

大事だとおもいます.

そんな風な経験もとても活かせるのだと.

なので暗い性格でこの映画をいいとおもえるひとは

また大事なひかるいしのようにおもっていいとおもいます.

なかなかゆうめいではないのかなとおもったけど

その方が自分たちに特別物語

として持っていけると思うのです.

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