内助の功
ポールの性格
日本でも有名になりましたポール・ポッツさんの伝記映画です!幼少期からの彼の性格を見ていますと気弱で大人しい方だということがよくわかります。でもその反面とても心が優しく愛に溢れている人でもありますね。そこまでは詳しくないですが、オペラというものは物語を歌ったもので恋愛に関するものがすごく多くあります。彼はもちろん美しく素晴らしい声の持ち主だったということもありますが、同時にすごく素敵な感性を持っていたからこその成功だったと思います。いじめられっ子でもありましたが、そんな彼の人の良いところに惹かれた周囲の人もいたのではないのでしょうか。ブラドンみたいに!オペラが苦手の父親も逃げてばかりいたポールのことを思っていただけで伝え方が不器用なだけなんだなって感じましたしね。
妻の存在
ジュルズの存在はとても大きかったと思います。正直ハンサムではないポールですがその彼に惹かれたのはやはりポールの性格でしょうね。彼女がいてくれたこそポールはいろんな挑戦ができたのだと思います。病気や怪我をしたときにも描写ことはあまりありませんでしたが、ジョルズがいたからこそ立ち直れたのだと!パヴァロッティの前で歌えなかったのはきっと彼女が側におらず自信がなかったから。ペアで歌ったといは彼女の代わりにオペラのパートナーの方が自信をくれたから。パートナーはきっとポールに恋人がいなかったら告白してたかもしれないですね。歌をやる方は感情豊かですし、きっとポールの魅力に気づいていたと思いますよ。
オーデションの描写
ポールを発掘したあの人気番組ブリテンズ・ゴット・タレントのオーディションも見事な描写でしたね。あれは実際のオーディションのときの審査委員の映像を組み合わせているのでしょうか。映画との映像と違和感があまりなく溶け込んでいたのですごいと思いました。審査員の表情がリアルなので、あのときのその場の雰囲気がよく表れていたと思います。
配分が残念
最近話題になった方の伝記映画ですので脚本や演出は良いものにはなっているのですが、物語の配分が少し残念かなっと。オーディションでるまでの話が少し長すぎて、後半早足になっていたと思います。大事な部分を描こうとしているのはよくわかるのですが、せめて1次予選以降も少しはみたかったかなっと!ただけっこう本当のポールさんの過去とは違う部分もいくつかあるので全て真実ではないということだけは覚えておかないといけないですね。
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