人格だけでなく見た目も変わってしまう想像力を全開にするドラマ。
このドラマは主人公小沢裕美が二重人格のように性格も見た目も変化してしまうというドラマ。
もちろん制作はあの有名な大英ドラマ。セリフまわしが大袈裟で演出も印象的な感じに作る漫画っぽい作りなのですが当時はそれが面白くて大人気でした。
一番の突っ込みどころは何故人格が変わるとき一瞬で化粧と衣装が変わるのか。というところですが、これは視聴者補正で見れば十分かと思います。
当時はやさしい性格のヒロミが好きでしたが、今思うと自由奔放なユミの生き方がヒロミのなかに潜在意識としてあったのかなと思います。
多重人格というのもこのドラマで印象付いた気がします。やはりそうなるには色々複雑な事情があって、それは見ている方にも仕方なかったのかなと思ったりしました。
私もどちらかというと自分の気持を主張できなかった方なのではっきり物をいうユミに憧れたりしました。そしてなによりも存在感の強い彼女のおばあちゃん。合気道をやってます。
この人が厳しくて怖い人だったのですが、最後に自分の死に様を彼女に見せるというのはなかなか深いなと子供ながらに思ったものです。
そしてやっぱりなんと言っても担任の教師堤の熱さ! 彼のおかげでこのドラマが活気付きます。前向きに前進するという彼の一生懸命さにも心打たれます。
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