スケバン刑事のあらすじ・作品解説
スケバン刑事は、CX(フジテレビ系列)で1985/04/11~1985/10/31にかけて放送された3部作のアクション学園ドラマの3部作シリーズで、初代麻宮サキを斉藤由貴、二代目を南野陽子、三代目を浅香唯がそれぞれ演じている。 和田慎二の同名漫画作品を原作としており、警視庁の依頼を受けた主人公が学園を舞台に発生する数々の事件を解決したり、巨大な力を持つ生徒会や悪の組織が登場し、ヨーヨーを使ったアクションや個性あふれるキャラクターが話題となり大きな人気を集めた。 劇場版として、1987年に公開された「少女鉄仮面伝説」、1988年の「少女忍法帖伝奇」、2006年には松浦亜弥を起用し「コードネーム=麻宮サキ」が公開されている。この他、OVAとして1991年に誕生編と逆襲編が発表されている。 いずれのシリーズでも決め台詞が特徴となっており、初代は「てめぇら、ゆるせねぇ!」、二代目は「おまえら、許さんぜよ!」や「おまんら、気合い入れんかい!」、三代目は「せからしか! きさんら許さんわい! 」などがある。
スケバン刑事の評価
スケバン刑事の感想
原作ファンが見たドラマ版スケバン刑事のもやもや感はこれだった
スケバン刑事の原作ファンはドラマをこう見ていたマンガファンなら当然のごとく知っている話なのだが、意外と知られていなかったということが今更ながら知ることがあり、驚きと同時に少し悔しくもあるのだが、実際はそうなのである。スケバン刑事というと、学園の犯罪は本職の刑事では摘発しにくいということでスケバン(不良少女)でもある麻宮サキに白羽の矢が刺さり、ヨーヨーを武器に学園の悪と戦うという冷静に考えたら超キテレツなストーリーでもあるが、これが原作でマンガで読んでいた当時はすんなりと頭に入っていたから我ながら不思議なものである。そんなスケバン刑事だが、もともと原作を知っていた身からすればなんのことはない。サキがヨーヨー持って暴れまくるというのはごく当然の話だし、むしろどっちかというと優等生っぽい風貌の斉藤由貴がキャスティングされた方が若干というか大半の不安はそこであった。しかし、世間的には違った。ま...この感想を読む