時代活劇にして、格闘ロマン!
...と表題の流れで絶賛したいんだけどね〜
仕方ないことだけど、外伝である修羅の刻から始まってしまっていることが残念過ぎます。
本伝があっての外伝なので、本伝観てないと外伝の面白さの半分しか伝わらないんじゃないか、と思うんですよ。
入り口はココじゃない感がどうしてもあるんですが...
外伝始める前に、本伝作れなかったのか...
それが非常に悔やまれると思います。
本伝には確かに過激な表現含まれますけど、グラップラー刃牙ですらアニメ化されてますからね〜
外伝である本作の出来は、というと音楽は時代劇っぽく纏められていますね。でも格闘シーンはそれが合っていないから、感情移入の妨げになりました。
また主要の好敵手との格闘シーンでは、好敵手すなわち歴史上の偉人さま達です。もう少し迫力感があっても良かったのではないでしょうか。一番盛り上がるタイミングで盛り上がりきれないのは痛恨だな〜と思いました。
武蔵と八雲との死闘では、天が震えて雷が落ちるほどの激闘だったわけで...八雲が斬られてしまうかもしれない、という緊張感が描ききれていないです。もっとドキドキしたかったです〜
武蔵の斬撃はかすめるだけで、ゾッとするような恐怖が走ったに違いないんです。
また陸奥の技が決まった時には、スローモーションでゆっくり見せないと...と想いが強いだけに残念さも強く感じてしまいました。
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