男性向けだけじゃない - ラブひなの感想

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漫画レビュー数 3,136件

ラブひな

4.504.50
画力
3.90
ストーリー
4.15
キャラクター
4.65
設定
4.75
演出
4.70
感想数
2
読んだ人
3

男性向けだけじゃない

4.54.5
画力
3.8
ストーリー
4.3
キャラクター
4.3
設定
5.0
演出
4.4

この作品は、マガジンで掲載していた作品なので、女性キャラクターの裸のシーンやポロリのシーンが多いですが、恋愛要素も含んでいるので女性も楽しめると思います。

ギャグ漫画が好きな人ならはまるのではないかと思います。

登場するキャラクターが多いので、最初は名前が覚えられず戸惑いましたが、覚えてしまえばはまるはまる。

主人公の景太郎が女性キャラクターに殴られたり、蹴られたりして吹っ飛ぶ時の台詞が私にはたまりません。

見た目も冴えなくて、打たれ弱い。

でもやるときはやる男、景太郎。

この景太郎の存在は男性読者にとって、俺もやればできるのでは?と奮起させてくれる存在かもしれません。

女性読者は、私が頑張ればダメ男もいい男にできるかも…と思わせてしまうかもしれません。

それは、いいのか悪いのか…


単行本には、作者の赤松先生が初期のキャラクターデザインの設定や着てた服の細かなデッサンが載っています。

キャラクターの性格にピッタリのデザインばかりで驚きました。

デッサンの他に読者のイラストページもあり、キャラクターだけではなく読者にも愛を感じます。

連載終了をしてから、もう何年も経っていますが、私の中でのブームはさりません。

続編が出ることを未だにねがっています。

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他のレビュアーの感想・評価

プロによる完璧な漫画

演出力でラブひなに敵う漫画はないかわいい女の子がたくさん出てきて主人公がエッチな目に遭うラブコメ漫画。それ以外に評価すべき点はこの漫画にはないと言う、評論家や漫画家も多い。確かに、ラブひなが手塚作品やドラゴンボールと並ぶ作品などという人は少ないだろう。お下劣でエッチでひたすら居心地のいい話が続くのだから。しかしラブひなが漫画界に残した功績は大きい。ラブひなはどうしてこんなにも心地の良い読書感があるのだろうか。劇的な展開や葛藤があるわけでもないのに、読む人はページを捲る手が止まらない。当時としては絵が洗練されていてかわいいというのもあるだろう。しかし、注目すべき点はその演出力にある。演出とは他人に与えたいイメージを正確に伝えるために行う工夫のことだ。例えば、漫画家や映画監督ではなくても、普通の人達だって演出は行っている。デートに行くときには、恋人に気に入られるよう性的なアピールができる服...この感想を読む

4.54.5
  • taktak
  • 206view
  • 2073文字
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