時間帯のせいかなんかしょぼかった
このドラマは赤川次郎の「怪異名所巡り」シリーズが原作で、本の表紙には主人公のバスガイドが毎回出てるので小説を読んだことがある人はこれがバスツアーの話とわかるけど、原作のタイトルだとドラマ観る人少なそうですよね・・・
非常にわかりやすいそのままのタイトルになりましたね。
主人公が菊川怜さんですが、イメージとしては悪くない気はしますが元気でハキハキしてるのがなんか原作と違いますね。ダジャレばっかり言ってるとか「感じちゃった」という決め台詞とか何もなかったし。タイトルに霊感とかついててあまりに暗いと観る人いなくなりますかね(笑)
しかも時間帯が23時からという深夜枠とか冒険してますね。でも怖いもの好きはとりあえず1話は確実に観るでしょう。
小説もそうですが、トータル的にはたいして怖い話じゃないんですよね。結局のところ幽霊よりも生きてる人間のが怖いって話で。幽霊がしていたと思っていたことも人間がしていたことのほうが多いし。
小説でもなんだかよくわからん話だったなというストーリーは時々でますが、脳内補間で納得させたりしますけど、映像でみるとよけいにしょぼかったりして。
それにしても幽霊をみるツアーとか毎回組んでて参加する人がけっこういるのがすごいなと。現実にあったら面白がって参加する人けっこういるのかな?私はとりつかれたりしたら怖いから絶対参加しないと思うけど、心霊スポットとか好きな人もいるからもの好きは多いのでしょうかね。
ドラマだからラストは盛り上げないといけないからといってとりあえず主人公を死にかけさせようってのはどうなのかしら。かえって白けたかも。結局死なずに盛り返してこれからもよろしくってな感じの終わりですが、もう続きはなくていいですって思いました。小説は面白かったんですけどね・・・映像化するのって難しいですね。
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