運命は残酷かつ幸福 - たったひとつの恋の感想

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たったひとつの恋

4.254.25
映像
3.50
脚本
4.50
キャスト
3.75
音楽
3.50
演出
4.25
感想数
2
観た人
4

運命は残酷かつ幸福

4.54.5
映像
4.0
脚本
5.0
キャスト
4.5
音楽
4.0
演出
5.0

たったひとつの恋は、自分が今まで見たドラマの中では、上位に入る名作です。主人公の弘人と奈緒の段々と深まっていく恋心が当時上映されてた時はまだ自分は高校生であり、たまらなく刺激を受けたのを覚えています。また、亀梨和也、綾瀬はるかは当時ものすごい人気と反響を誇っており2人とも自分は大ファンであったので見入ってしまいました。弘人の実家は貧しく、奈緒の実家はお金持ちこの、身分の差を埋めるべくお互い深まっていた最中、弘人の母親は金に目がくらみ奈緒の実家に脅迫するシーンなど、当時、確か同じような事件が報道されていたのを覚えています。現在でも、このような事件は聞くに絶えないほど報道されていますね。そんな世界情勢を入れつつなおかつ、恋愛ものとしても完璧に進行していたこの作品は当時は面白いだけでみていた作品ですが、今思うと脚本の凄さに鳥肌がたちます。お互いの勘違いと家族同士のトラブルから何年かたち奈緒は結婚間際というもどかしい設定から弘人と再開するシーンは何とも言えないくらいテレビに釘付けになりました。最後は2人は一緒になりハッピーエンドで終わりますが、忘れてはいけないのが、この2人をずっと支えてきた3人の友との友情です。恐らく、作品的にはこの3人の友がいなければ、愛は成熟していないと告げようとしていると勝手に僕は解釈しました。このドラマのような友情も現在、若者達が皆、身につけてくれれば、数々の痛ましい事件をニュースから聞きとる事もないでしょう。この作品には人間としてのあり方も教わった気がします。

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ストーリー展開とそれぞれの役の個性、横浜の街が見事に融合し、ハマること間違いなしのドラマ

「ロングバケーション」や「ビューティフルライフ」の名作を生みだした北川悦吏子さんのドラマであったので、毎週土曜日に注目して見ていました。造船工場を継いだ青年と全国展開するジュエリーショップの令嬢の恋を描いた作品であり、横浜が舞台となっています。亀梨和也と綾瀬はるかが主演で、亀梨和也演じる弘人が役にハマっています。ジュエリーショップの令嬢である菜緒 (綾瀬はるか) と造船工場の青年 弘人 (亀梨和也)とのラブストーリーという簡単な内容でありますが、家族の反対など障害にぶつかりながらも愛を育んでいく二人の姿にぐいぐい引き込まれていきます。ストーリー展開とそれぞれの役の個性、横浜の街が見事に融合し、ハマること間違いなしのドラマです。私が今でも印象的に目に焼き付いているシーンは、菜緒の高級高層マンションのベランダからお祭りによくあるオレンジ色に発光する景品を眺めている弘人。心の通い合いをとてもきれいに...この感想を読む

4.04.0
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